地上局への依存度を減らす
準自律的な軌道決定・計画の研究
地球周回ミッションと深宇宙ミッションの大きな違いの1つが、軌道決定・設計技術。
地上局リソース不足による足枷を解消するため、極力地上局に依存せずに運用できる自律的な軌道決定・軌道計画技術を確立し、深宇宙ミッション遂行の新しいスタイルを発案する。
地上局数の制約の中で多数の深宇宙探査機の同時運用を可能にするため、地上局リソースへ の依存度を下げた準自律的軌道決定・計画手法を確立する。
準自律的な軌道決定・計画手法を実現するために、(地上局リソースに頼らない)自律的な軌道決定手法が鍵となる。
ミッション成立性を見据えた上で、クリティカルな時に地上局ベースの高精度な軌道決定を用い、定常時に自律的な軌道決定手法を用いるようなメリハリをつけた軌道計画手法を確立する。
①自律的軌道決定手法の精度評価
②軌道決定の不確定性を含む確率的軌道最適化手法の実装・ 検証
③①と②の結果を組み合わせて、地上局リソースへの依存度を減らした準自律的な軌道決定・計画手法を確立。
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