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「総研大アジア冬の学校」を開催


 2005年12月19日から21日の3日間の日程で「Sagamihara Lectures on Space Science 2005」が開催され,大成功のうちに終了しました。本講座は総合研究大学院大学(総研大)が行う「総研大アジア冬の学校」の一環として開催される,国内を含むアジア地域の大学院生および若手研究者を対象とした公開講座です。宇宙科学研究本部としては今回が初めての試みとなりましたが,中国の北京大学から9名,韓国のソウル大学から2名,国内の各大学から5名,総勢20名弱の参加者が集まりました。

 「宇宙科学におけるシミュレーションの活用:宇宙機開発から現象理解まで」と題し,宇宙科学におけるさまざまなシミュレーション技術に関する講義を手始めに,現在宇宙研で行っている最先端の衛星プロジェクト,「すざく」「れいめい」「はやぶさ」の紹介,相模原キャンパスの施設見学などを行いました。歓迎会では宇宙研の学生も参加し,同年代の気安さからさまざまな情報交換が行われ,交流の輪が広がりました。参加学生からは,宇宙研の研究活動は非常にユニークで興味深いといった声が聞かれるなど,本講座は十分満足のいくものだったと思います。

 最後になりましたが,本公開講座は総合研究大学院大学および本部内教職員の皆さまの協力に支えられて,無事に開催することができました。ここに記して,謝意を表します。


総研大アジア冬の学校を終えて

(高木 亮治) 


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ISASニュース No.298 (無断転載不可)