No.216 |
<送る言葉> ISASニュース 1999.3 No.216 |
- Home page | |||||||||
- No.216 目次
- 研究紹介 | - お知らせ | - ISAS事情 | - 送る言葉 | - 宇宙を探る | - いも焼酎 | - 追悼 | - BackNumber | |
若かりし頃の幸ちゃんは,スポーツが万能で野球も上手かったが,特にスキーの技量はプロの指導員並であった。幸ちゃんがゲレンデにシュプールを描いていると,多くのギャル達もしばし滑降を止めて眺めるほどであった。夏には,きたるスキーシーズンの為にとよく夏山にも出掛けた。計画は,いつも幸ちゃんが綿密にまとめ,自分たちは買い物の一部を手伝う程度で良かった。黒部ダムから立山,剣岳への3泊4日登山だった。ちょっと躊躇したが「上の小屋に行けば何か売っているよ」という幸ちゃんの一言で,3日分の食料が初日の酒のつまみにとなった。ところが,9月末の冬支度を前にした山小屋には缶詰などの食料品は一切無くアザミの葉のみそ汁とタクワン2切れの生活を2日間余儀なくされた。この元凶も自分の飲食時の大食らいにあり,幸ちゃんには色々とご迷惑をかけました。この場を借りてお詫びします。ここ数年は仕事に追われ何も出来なかったが亦御退官後は,計画の程よろしく御願い致します。
(いちかわ・みつる)
|
|
|
---|
|
---|