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2008年度第二次気球実験の終了について
宇宙航空研究開発機構(JAXA)では、大樹航空宇宙実験場において、2008年度第二次気球実験を8月20日から9月19日までの予定で実施し、本日までに予定していた実験のうち、2機の大型気球の実験に成功したところです。しかし、今後の気象条件等を総合的に検討した結果、気球放球後の飛翔経路を決定する高層風の状態が実験に適しておらず、回復の見込みがないことから、実験条件の成立が困難と判断し、本日をもって、実験を終了することといたしました。
本実験期間中においては、大気球実験システム実証試験を目的とした2機の大気球の放球に成功し、大樹航空宇宙実験場における大気球の放球、管制、回収という大気球実験システムの健全性を検証することができ、同実験場における大気球実験運用を確立することが十分にできました。
実験に御協力頂いた関係各方面の方々のご尽力に深く感謝いたします。
2008年9月9日