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宇宙工学

月表面探査技術

将来の月惑星探査においては、周回軌道などからの遠隔観測だけでなく、地表面に直接降り立って活動することが重要になってきます。そのために、月惑星直接探査を実現するための主要技術の研究を行っています。特に、従来の「着陸しやすい場所に着陸する」という状況から「探査したい場所に着陸する」へと移行するのに必須であるピンポイント着陸誘導技術、自律障害物回避技術、着陸衝撃吸収機構を始めとして、「観測したいものを観る」ための表面移動技術(探査ローバ)やロボット探査技術などについて研究を実施しています。これらの技術を結集することにより、より詳細かつ効果的な無人地質探査などを実現することが可能であり、それを実証する場として、月表面に軟着陸して地質探査を行うミッションを計画しています。

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