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宇宙工学

計算機シミュレーション技術

打上げロケットや再使用宇宙機の機体、推進システムなどの開発にはコンピュータによるシミュレーション技術が有効です。空気力学面では、機動的な設計や形状検討に向けて、風洞試験の一部はシミュレーションに置き換えられつつあります。フラッター現象といった空気力学と構造力学など多分野融合的課題には仮想的に現象を実現するシミュレーション技術が威力を発揮します。さらに、再使用宇宙機のような複雑なシステムでは、空力、構造、推進、軌道などの要素を最適配分することが要求され、そこでも最適設計、信頼性設計という形でコンピュータの果たす役割が期待されます。現在、そして将来の輸送系開発には不可欠であるシミュレーション技術の開発やそれを利用した研究を幅広く行っています。

M-Vロケットまわりの複雑流れ

再使用ロケットにおけるプラグノズル流れ

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