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宇宙工学

飛行力学と制御

打上げロケット、展開構造、柔軟多体システムなどの宇宙構造物の力学と制御の研究を推進しています。これまで、さまざまな新しい理論を飛翔体に適用してきました。たとえば、打上げロケットの姿勢制御の設計にはロバスト制御理論が適用されています。ロケットシステムは、曲げ剛性、空気力学的パラメタ、アクチュエータの帯域幅などのシステムパラメータにおける不確定性の影響を受けやすいものです。M-Vロケットの姿勢制御システムに十分なロバスト性を持たせるために、H∞制御理論やμ制御理論を適用しました。制御の理論を大規模な実際のシステムに応用するための新たな方法を構築するもので、工学的に大変意義のある研究です。

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