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  • 観測ロケット実験

SJ

観測ロケット用姿勢制御装置
サイドジェット(SJ)

SJ

PI 実験に必要な機体の姿勢を窒素ガス(GN2)の噴射により制御する機能を持つ。また、今号機では、RATS-L のエアロシェル展開、及びIEP のインフレータブル構造の伸展に必要なGN2 の供給を行う。
姿勢検出には3 軸のMEMS ジャイロと地磁気姿勢計(GA)を用い、複数の電磁弁を用いて各ノズルからGN2を独立に噴射する。今号機の装置は、S-310-45 号機のロール制御用装置に、S-520-28号機、S-520-29 号機、S-520-30 号機で培った3 軸制御機能を持たせた改良型である。

◇SJ-E◇

CIアビオから電源供給され、コマンド・テレメをやり取りする。
   各センサ出力をモニタし、制御プログラムにそって電磁弁を制御する。 

SJ-E

◆質量:約1.4㎏  大きさ:W172㎜ D148㎜ H69㎜

◇SJ-BAT◇

電磁弁専用のバッテリー。消費容量が大きい為、SJ専用に搭載。

SJ-BATT

 ◆質量:約1.83㎏ ◆大きさ:W123.6㎜ D130㎜ H100㎜

◇SJ-GYRO◇

SJ-Eに繋がるセンサの一つで、3軸のMEMSのレートセンサ。
微小なスピンを検出為のするもの。            

SJ-ジャイロ

◆質量:0.94kg ◆大きさ:W140㎜ D115㎜ H54㎜

◇SJ-TANK◇

GN2を貯蔵する市販のボンベ。

SJ-TANK

◆質量:2.0kg(元圧弁含む) ◆大きさ:φ110.5㎜ H325㎜