SAS
太陽姿勢計(SAS)
太陽姿勢計はセンサ部(SAS-S)のCMOSリニアイメージセンサによって、センサが太陽に正対した際の機体軸方向と太陽方向とのなす角度±0.5度の精度で検出するものである。同時に搭載される地磁気姿勢計(GA)の測定データと組み合わせることで、ロケットの絶対姿勢を決定することができる。
◆回路部 質量:約0.23kg,大きさ:W60mm D96mm H69mm
◆センサ部 質量:約0.11kg,大きさ:W36mm D18mm H59mm
SAS班
SAS(太陽センサ)はロケットの絶対姿勢が必要となるミッションにおいて、GA(地磁気姿勢計)と共に使用する姿勢センサです。SASもGAと同様に東海大学が担当しています。SASの製造・校正は有限会社テラテクニカが行っており、フライトオペレーションやフライトデータの解析は東海大学が行っています。SASとGAのデータを組み合わせて絶対姿勢を求める解析作業は東海大学理系教育センターの白澤研究室で行っています。