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PLAINセンターニュース第104号 |
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前述のようにALOSはさまざまな運用モードを用いて膨大な量のデータを取得することができます。また、(財)資源・環境観測研究センター、国土地理院、海外ノードといった機関や研究者(PI)など多くのユーザが見込まれています。そのため各種の観測要求を調整し、効率的にデータを取得するミッション運用が重要です。特に天候・昼夜を問わずデータの取得が見込めるPALSARは大陸規模といった広範囲のデータでも有効に取得することが可能です。しかし運用モードが多彩であるがゆえに、モードを乱用すると広域で均質なデータが取れなくなってしまうことも考えられます。また、光学センサにおいては雲や雪の少ない時期に優先的に観測を行うといったことも重要です。そのため、EORCでは各ユーザから提出されたデータ取得要求を取りまとめて観測計画立案のシミュレーションを行い、その結果をもとに各機関や研究者との調整を行いながらもっとも効率的なセンサの運用方法を検討しています。 |
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先回、今回と2回にわたりましてALOSの紹介とNASDA/EORCの取り組みというテーマで執筆させていただきました。書き終えてみて2004年の打ち上げまでにはまだまだやるべき事がたくさんあるなと感じました。そのことを改めて実感できたという意味で本稿は私にとって有意義なものとなりました。ありがとうございました。ここまでお付き合いくださいました皆様に何か少しでも残るものがあったならばうれしく思います。なお、この文章だけでは内容に不足の部分も多々あると思います。ALOSについてご興味をお持ちになった方は下記のホームページをぜひ訪れてみてください。 |
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