宇宙学校・ながさき
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次々と挙がる手,手,交通整理に戸惑った
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12月17日,長崎大学文教キャンパス中部講堂で「宇宙学校・ながさき」が開催されました。寒波が押し寄せて特に寒い日でしたが,附属中学校の子供たち400人をはじめ,遠く五島列島からの子供たちや大人の総勢約600人。
まず,ペンシルロケット50年を記念した的川泰宣先生の70分の講演,そして「M−V」の映画で午前中の1時限が終わりました。午後1時より始まった2時限では橋本正之先生の電気とロケット,加藤學先生の月探査計画,3時から始まった3時限では海老沢研先生のブラックホールの話,黒谷明美先生の無重力場でのカエルの振る舞いの映像などを交えた話に,皆さん楽しい時間を過ごしたようです。
快適な室温に加え,講堂の壇上が観客席とほぼ同じ高さにあり,4人の先生は皆さんを親しく感じることができたのではないかと思います。質問の手が次々に挙がり,残念ですが,途中で質問を打ち切らざるを得ませんでした。来年度からは前もって質問を受け付けるなど,何か対策を考えておいた方がよいのかもしれません。地元の協力が大成功の大きな要因であることを強く感じさせた「宇宙学校・ながさき」でした。
(小山 孝一郎)
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