No.216
1999.3

ISASニュース 1999.3 No.216

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気球実験と三陸の四季

高成定好  

 私は1971年に民間会社より,東京大学宇宙航空研究所附属三陸大気球観測所にお世話になり,現在の宇宙科学研究所まで,27年間余り勤務した事になります。

 3月31日で定年を迎えるにあたり,ISASニュースに一言書くように言われたので,気球実験と三陸の四季について,書かせて頂きます。

 私が三陸大気球観測所で働いている頃は,早朝より夜は遅くまで大変でした。気球グループは少人数で,観測器の組立てから,放球追跡回収まで分担して行います。

 第一次実験は5〜6月,第二次実験は8〜9月,第三次実験は1〜2月,年間に30機程放球や回収の仕事をしておりました。

 北は青森県深浦町で気球実験を行ったり,南は鹿児島県内之浦町にある宇宙空間観測所で,中国と共同実験をした事もあります。

 三陸の四季

 三陸町は岩手県の沿岸南部に位置し,東北では温暖な所です。

 三陸町,大船渡市,釜石市,住田町,二市二町にまたがる標高1341mの五葉山は,岩手県立公園にも指定され,山頂からの景観は絵画のようです。

 春は山菜で始まり,夏は色々な山野草をながめながら,渓流では?やうなぎが捕れます。

 秋は昔の王様松茸や舞茸,その他山ぶどう,またたび,さるなしなど,木の実もたくさん捕れます。

 私は冬になると,月の輪熊,日本鹿,キジヤマドリなどの猟を,楽しんで居りました。

 定年後は田舎で,第二の人生を過ごしたいと思います。

 27年間お世話になり,ありがとうございました。

 最後に宇宙研の更なる発展を祈ります。

(たかなり・さだよし)



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