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トピックス

2012年度第1次観測ロケット実験の実施について

【実験期間】2012年7月10日(火)〜8月31日(金)(実験予備期間を含む)
【実験場所】内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県肝付町)

観測ロケットS-310-41号機

2012年8月7日[更新]

S-310-41号機 実験終了
観測ロケットS-310-41号機は8月7日(火)16時30分に内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられ、16時52分に実験を終了しました。
これをもちまして、平成24年度第一次観測ロケット実験は終了しました。
この度の実験にご協力いただいた関係各方面に深く感謝いたします。

2012年8月6日

本日予定されていたS-310-41号機の打上げは、天候判断の結 果、明日8月7日(火)16時30分から17時00分の間に行うこととなりました。

準備作業の様子

搭載計器動作チェック

搭載計器動作チェック

ロケットランチャ載せ

ロケットランチャ載せ

電波テストでの角度付け

電波テストでの角度付け

2012年7月27日

宇宙航空研究開発機構は、豪雨に伴う内之浦宇宙空間観測所施設設備の被害により延期しておりました観測ロケットS-310-41号機の打上げを、施設設備の復旧の目途がたったため、2012年8月6日(月)16時30分から17時00分の間に行います。

内之浦宇宙空間観測所:門衛所〜計器センター間の道路のようす(2012年7月24日撮影)

2012年6月28日

宇宙航空研究開発機構は、内之浦宇宙空間観測所から観測ロケットS-310-41号機の打上げを2012年7月10日に予定しておりましたが、6月27日までの鹿児島県における記録的な豪雨により、観測所施設設備に被害が生じ、復旧に時間を要する見込みのため、打上げを延期することとしました。

新たな打上げ日については、施設設備の被害状況及び復旧の目途が判明し次第、あらためて通知いたします。

内之浦宇宙空間観測所:門衛所〜計器センター間の道路のようす(2012年6月28日午前9時撮影)

実験の詳細

実験の目的

【小型インフレータブルカプセルの飛行実験】
次世代の大気突入機の候補の1つである柔軟エアロシェルに関して、これまでの要素技術の研究開発を踏まえて大気突入機を設計、製作し、観測ロケットを利用して、その最も重要な機能である大気圏突入飛行を実証し、その間の挙動や特性を測定する。

実験概要

S-310-41号機 実験のイメージ図

実験のイメージ図[画像クリックで拡大]

観測ロケットS-310-41号機の概要は以下のとおり。
全長 全重量 搭載機器重量 到達高度 水平距離
S-310-41 7.1m 0.7t 37kg 150km 200km

参加研究機関

東京大学、JAXA、青山学院大学、東京工業大学、日本大学、東海大学、九州工業大学

打上げ条件

ロケットの保安や飛行に影響を与えない天候であること。

参考:宇宙研速報(観測ロケットによるインフレータブル・カプセル実験について)

2012年6月1日

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