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第7回 宇宙科学シンポジウム
日時:2006年12月21日(木)〜22日(金)
場 所:宇宙科学研究本部 A棟2階大会議室
2006年11月24日
宇宙航空研究開発機構・宇宙科学研究本部
宇宙理学委員会委員長 小杉 健郎
宇宙工学委員会委員長 稲谷 芳文
第7回宇宙科学シンポジウムを下記の要領で開催します。このシンポジウムは、理学・工学両分野の研究者が集まって、宇宙科学ミッションについて広く議論する場です。現在提案されている計画を中心に、将来衛星に関するワーキンググループの報告、衛星基盤技術、衛星・ロケット・観測気球により得られた成果などについて、毎年まとまった議論をしております。また、その年ごとにふさわしいテーマを選んで企画セッションも設けています。
昨年から今年にかけて、我が国の宇宙科学は新たな地平を切り拓きました。「はやぶさ」が小惑星イトカワに到着・着陸し、「すざく」「れいめい」「あかり」「ひので」という新しい科学衛星が誕生しました。今回のシンポジウムでは、まず、これらの科学衛星から最新の科学成果を報告していただきます。
昨年4月、JAXA(宇宙航空研究開発機構)は「JAXA長期ビジョン-JAXA2025-」を策定し、20年後の日本の宇宙開発、宇宙科学のあるべき姿について提言を行いました。この中では「知の創造、活動領域の拡大」というカテゴリーで宇宙観測、太陽系探査、月探査・利用が扱われており、現在、実現のための具体的な方策が議論されています。宇宙科学に深く関わる部分では、太陽系探査を新たな枠組みで推進する月惑星探査センター(仮称)という構想が検討されています。科学としての探査だけでなく、人類のフロンティアの拡大とそれに必要なインフラ技術の習得など、いわゆる"Exploration"としてAll JAXA体制での取り組みが強調されているのが従来との違いです。そこで本シンポジウムでは、「これからの太陽系科学プログラム」という企画セッションを設け、宇宙科学のロードマップに関する基調講演、月惑星探査センターでの実施が検討されている探査計画の紹介、推進体制に関する総合討論を予定しています。目的や規模の異なる多様な太陽系ミッションをどのように実現していくのか、それに伴って今後の衛星開発や打上げロケットはどうあるべきか、技術開発の体制はどうあるべきか、などの議論を行う予定です。
もう一つの企画セッション「宇宙科学を支えるテクノロジー」では、新たな科学観測の可能性を拓く共通基盤技術についての基調講演の他、一般講演、ポスター発表への積極的な参加を期待します。
記
開催日 | 2006年12月21日(木)〜22日(金)の2日間 |
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開催場所 | 宇宙科学研究本部 A棟2階大会議室 |
プログラム 概要 |
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講演申込 | 講演申込は11/30(木)に締め切りました。多数の申し込み、ありがとうございました。 (お問い合わせはsss7@isas.jaxa.jpにお願いします) |
参加申込 | 参加の事前申込は締め切りました。多数の申し込み、ありがとうございました。 事前申込がなくても参加は可能です(当日、受付にて申し込みをお願いします)。 多数のご来場をお待ちしております。 (お問い合わせはsss7@isas.jaxa.jpにお願いします) |
問合せ先 | 〒229-8510 相模原市由野台3-1-1 宇宙航空研究開発機構・宇宙科学研究本部 川勝康弘 宛 E-mail:sss7@isas.jaxa.jp |
なお講演申し込み多数の場合は、口頭講演は時間の関係上ご希望に添えないことも多いと考えられますので、あらかじめご承知おき下さい。
また一日目の夕方に懇親会を予定しています。
プログラムや連絡事項等については、今後、本ページにてお知らせしていく予定です。