PLAINニュース第197号
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平成21年度 宇宙科学情報解析シンポジウム
「宇宙科学データの『見せる化』」報告

三浦 昭
JAXA 宇宙科学情報解析研究系

 平成 21 年度の宇宙科学情報解析シンポジウムを 2月 23日に開催致しました。

 「宇宙科学データの『見せる化』」をテーマに、宇宙科学にまつわる観測手法から各種データの可視化、映像表現等非常に幅広いご講演を賜りました。またこの度は多くの方々にご参加頂き、宇宙科学情報解析シンポジウムとしては稀に見る盛況となりました。

 全天周映像や球体投影等、3 次元・4次元映像可視化設備の普及や映像化手法の発展により、これらの映像を多くの人が楽しめるようになってきました。3 次元データの平面投影や、ゲーム機・PC・インターネット等、さまざまな場面で宇宙科学データに触れることができるようになってきています。JAXA にまつわる宇宙科学データ、軌道データ等も様々な切り口で、見て、探して、さらには触れる機会も提供されるようになりました。地球上の現象や宇宙の現象など、これまで容易に見えなかったものが、さまざまな映像化技術で目に見えるようになりました。望遠鏡等の観測機器も進化を続け、さらに高精細の宇宙が見えるようになりつつあります。さらには「はやぶさ」の全天周映画等、「見せる化」に携わる方々の情熱が、その先にある感動をもかいま見せてくれたシンポジウムでもありました。

 お忙しい中、ご講演をご快諾頂いた皆様方、出席された皆様方に、厚く御礼を申し上げます。

 当日の 発表資料は、PDF 等によるダウンロード を予定しております。



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