赤外・サブミリ波天文学
宇宙にある赤外線で光る天体のカタログを、
よその国の研究者とも協力して作るお仕事です!

名前: 山村 一誠
(やまむら いっせい)
専門: 赤外・サブミリ波天文学
実際にしている仕事はどんなことなの?
 

赤外線天文衛星ASTRO-Fが取得するデータから、宇宙にある赤外線で光る天体のカタログをつくるための、データ処理システムの作成作業をしています。この作業には、日本や韓国、ヨーロッパの国々が参加していて、いろいろな国、研究機関の人々の間の調整をしたりしています。

もちろん、自分でプログラムを作ることもあります。また、ASTRO-Fを使った研究を考えている人たちに、様々な情報を提供したりする窓口も今のところ受け持っています。そのほか、研究室のコンピュータやネットワークの管理など、様々な雑用の好きをぬって、細々と自分の好きな研究(星の進化)をしています。

子供のころはどんな子供だったの?
好きなものとか、夢中になったものは何?
 

小学校四年生くらいから中学生くらいまでは天文少年で、毎晩空を眺めていました。
あと、がらくたを使っていろんなものをこさえていました。高校生から大学生になる頃は、自分で望遠鏡を作ったりしていました。
でも、何もかも忘れて夢中になったことはあんまりありません。いまでもそうです。

どうして宇宙の仕事をしたいと思ったの?
 

子供の時は「天文学者になりたい」と思っていました。大きくなってからは、「自分は(なにかの)研究者になるのだ」とぼーっと思っていました。宇宙の仕事でなくても良かった。でも、いつのまにかなっちゃいました。

これから宇宙開発、宇宙研究はどうなるの?
どうなればいいと思いますか?
 

ゆっくり、じっくり、しっかり。

地球の子供たちにメッセージをどうぞ!
 

自分の目で見て、自分の耳で聞いて、自分の手で触って、自分の頭で考えよう。道に転がっているようながらくたで何か作ってみよう。

 

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