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宇宙工学

電気推進

推力と燃料消費率の比(比推力)は宇宙用推進装置の重要な性能指標であり、この値が高いほど少ない燃料で大きな軌道変換能力を発生することができます。衛星搭載用高比推力電気推進は、地球周回衛星の多彩・複雑な宇宙運用を可能にすると共に輸送システムの最終段モータとして深宇宙探査を切り開くキーテクノロジーです。パルスプラズマスラスタ(PPT)は小型衛星の姿勢制御への応用を目指し研究を進めています。DCアークジェットは低電力で安定に動作することに焦点を合わせ開発中です。MPDアークジェットは1995年無人宇宙実験観測フリーフライヤー「SFU」に搭載し、軌道上で推進性能を実証しました。無電極プラズマ生成を特徴とするマイクロ波放電式イオンエンジンは、小惑星探査機「はやぶさ」の主推進として活躍しています。

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