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推進システム
固体燃料ロケットの技術を改良し、推進のメカニズムの先端的研究と性能の向上を行っています。また、開発のみではなく、固体燃料推進と燃焼メカニズムの一般的理解を推し進めることにも努力しています。現在までの主な成果(1〜6)と継続中の研究テーマ(7〜12)として以下のようなものがあげられます。
- 比推力の予測とノズル形状の設計のための、混相流解析の数値的手法
- 正触媒添加による燃焼速度向上など、アルミナ混合比の高い高性能コンポジット推薬
- 上段ロケット・モータのためのヘリカル・スプリングを利用した伸展ノズル
- 上段ロケット・モータのためのノズル・スロート・プラグ方式の後部着火システム
- 高信頼性3D C/C製ノズルスロートおよび、高圧燃焼に対応した高信頼性3D C/C製ITE
- 推進薬充填率を向上させたキャビティ式点火方式
- アルミナ混合比の高いコンポジット推薬を充填したロケットの安定燃焼、侵食燃焼、残内圧の研究
- 固体ロケット内部混相流の数値流体力学解析
- 固体ロケットの非定常燃焼現象の数値流体力学解析
- ノズル用耐断熱材の焼損特性・スロート用黒鉛材の熱衝撃特性の研究
- 固体ロケット内での金属燃料の燃焼
- ガスハイブリッドロケット、2段燃焼式ハイブリッドロケットなどの次世代推進システムの研究