宇宙理学メンバ募集

趣旨説明

宇宙理学委員会は、宇宙科学研究所長の諮問等に応じ、大学との共同等による宇宙科学に関する学術研究および関連する業務の実施、宇宙理学分野に関する研究計画の立案、研究プロジェクトの企画及びその他の専門的事項について審議するために設置された重要な研究委員会です。宇宙理学委員会は全国の研究者の自発的な発議による健全で活力のある宇宙科学ミッション・飛翔実験を遂行する上で重要な役割を果しています。その宇宙理学委員会の活動を支え、関連分野の連絡を円滑に行うために全国の幅広い研究者から構成される「宇宙理学メンバ」がおかれています。宇宙理学メンバは様々な研究者コミュニティの意見を宇宙科学の進展に反映させると共に、多様かつ優れた宇宙科学の発展を維持継続するために重要な役割を果たします。宇宙理学委員会では、宇宙理学メンバの募集を随時行っています。

メンバの重要な役割の一つは、宇宙科学ミッションの様々なレベルでの技術開発を提案し、実行することです。そのため、搭載観測機器の基礎開発のために「搭載機器基礎開発費」が、より進んだミッション検討のために「戦略的開発研究費」が、宇宙科学研究所によって用意されており、提案公募・評価選定のシステムを通じて宇宙理学メンバを中心とする各開発グループに配分されています。また、宇宙理学メンバは宇宙理学委員の選出においても重要な役割を果たします。宇宙理学委員会は25名程度の委員からなり、そのうち過半数が宇宙科学研究所外の委員から構成されます。この所外委員候補の選出にあたっては、宇宙理学メンバによる投票が尊重されます。さらに、宇宙理学委員会が行なう将来計画の検討、計画審査、ミッション及び研究開発の評価においても宇宙理学メンバの協力が重要な役割を果たします。

日本の宇宙科学を支える幅広いコミュティの研究者の皆様が、宇宙理学メンバとして役割を果たして頂けることをお願い致します。

第11期宇宙理学委員会委員長 関華奈子

募集要項
  1. 宇宙理学メンバの役割
    上記の「趣旨説明」をご覧ください。
  2. 応募資格
    宇宙科学の研究者であり、博士号取得者、あるいは、それと同等な能力のある方。
  3. 応募書類
    所定の用紙に必要事項を記入し、現宇宙理学メンバ2名の推薦を添えてご応募ください。
    ※推薦人の自署が困難な場合は、推薦人欄に電子的にお名前をご記入いただき、CCに推薦人2名のメールアドレスを設定のうえお送りください。
  4. 応募用紙送付先
    宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 科学推進部
    宇宙理学委員会事務局
    E-mail:
  5. 応募期限
    随時受け付けます。
  6. 結果通知
    宇宙理学メンバとしての可否は、宇宙理学委員会において審議させていただき、後程、結果を御連絡します。
宇宙理学メンバ登録後について

登録内容に変更があった場合は、速やかに宇宙理学委員会事務局へご連絡ください。
また年に一度事務局からも、登録内容変更の有無をメールにて確認させていただきますので、ご協力をよろしくお願いいたします。

本件に関するお問い合わせ先

本件に関するお問い合わせはこちらをご覧ください。