地球に戻って来つつある「はやぶさ」を、ハワイにあるすばる望遠鏡が撮影することに成功しました。画像は簡易解析によって処理されたもので、縦方向に移動している点が「はやぶさ」です。

こちらのリンクからどうぞ。
http://twitpic.com/1weti2
※画像が大きいため、画像の読み込みに時間がかかる、又は失敗する時があります。

画像に関する情報は次のようになります。

  観測装置:主焦点カメラ
  画角  : 1.72'×4.04'
  撮影時刻:2010年6月13日 14:59〜15:06(日本時間)
       露出時間は5秒で露出間隔は35〜50秒
  はやぶさの等級:約21等
  撮影方向:かに座

「はやぶさ」は予測された時刻・方向に撮影されていますので、予定通りに地球に向かっていることになります。なお、撮影されたときの地球-はやぶさの距離は、およそ17万kmです。

「はやぶさ」の撮影を行っていただきました国立天文台の八木雅文氏、小宮山裕氏、 仲田史明氏、篠木新吾氏、 Alan Hatakeyama氏, Daniel Birchall氏およびすばる望遠鏡のスタッフに感謝いたします。