皆様からの応援メッセージで時々和歌が寄せられることがあります。
何れも秀作で感心していたら、運用室にある日こんな和歌が貼られていました。


われゆかん かがやきうるむ あおきほし てがかりかえす ついのひとかけ
吾 行かん 輝き  潤む  碧き 星  手がかり孵す  終の ひと駆け

【意味】
さあ行くぞ.
 あのまぶしい輝きも,(うれし涙で)うるんで(にじんで)見える.
  碧い星,(ふるさと)地球へ.
(科学の)手がかりを託す子(カプセル)をとどけよう,
 これが最後,さあ(イオン)エンジンを駆ろう.

※「てがかりかえす」は[手がかり帰(かえ)す]=カプセルを帰そう,[手がかり返(かえ)す]=技術を恩返ししよう、の
意でも.


どなたが詠んだのか分かりませんが、教養と愛情が溢れる秀作です。
糸川先生の有名な句
 「空高く想ひはるけし秋の海」
 「雪空に河童一閃寒さかな」
を思い出しました。皆さん教養がありますね。


先の歌、もちろんIES兄作ではありません。私が書くとこの程度です。
「仕事なう 今日はカレーだ 金曜日 うっかり徹夜で 曜日が狂う」

【意味】
(運用や研究などで)休日や昼夜問わず働いていると曜日が分からなくなるので、金曜の晩にカレーを食べて週末を認識しようとする。
(そんなときに限って)うっかりと仕事で徹夜をして(家に帰りそこなって)、土曜の朝にカレーを食べてしまい「あれ?今日金曜??」となる(アチャー)

※7文字で要約:カレーが美味い

(IES兄)