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金環日食:観望会のご報告
本日は曇り空に覆われましたが、相模原キャンパスには335名の方がお越しくださいました。相模原では、直前には小雨が降るあいにくの天気でしたが、食の最大となる7時33分頃から2分間程度金の環が出現しました。 その後も断続的に太陽を観察することができ、そのたびに歓声が上がりました。
宇宙教育センターが担当し、JAXA相模原チャンネルで放送した「宇宙教育テレビ」では、内之浦宇宙空間観測所(残念ながら天候に恵まれませんでした)と、筑波宇宙センターとも連携し、中継を行いました。最終的に、12,800名以上の方がJAXA相模原チャンネルをご視聴いただきました。
また展示室内では、大型ディスプレイで各地の日食中継の様子をご覧いただきました。
また、相模原市内の57の小学校では、登校時間を1時間ほど早めて全校生徒で観察が行われました。このうち相模原市立の共和、弥栄、淵野辺東、陽光台、光が丘、向陽小学校、大野台中学校、また町田市立相原小学校、横浜市立森東小学校、にはJAXA職員を派遣し、子ども達と金環日食を観察しました。小学校の中には、職員の子どもが普段お世話になっている学校もあります。
今回の金環日食は、市内の子ども達にとって、一生忘れられない天文イベントになったと思います。このような取り組みを実行して頂いた相模原市の先生方に感謝いたします。
今年は、この金環日食の他、6月6日の金星日面通過や、8月14日の金星食と天文イベントが続きます。宇宙を身近に感じて頂く絶好の機会をぜひお楽しみください。
相模原市内で撮影された日食1 |
相模原市内で撮影された日食2 |
相模原市内で撮影された日食3 |
2012年5月21日