本日の運用では,太陽角を少し減らすべく,
太陽指向制御を行いました.
ちなみに,昨日も同じ運用をしたのですが,
まだブログがアップされていませんね...
(担当は,いつも朝まで仕事する"あの人"です)

昨日と今日の太陽指向制御の意図は,
11/12にY2さんが書いているように,
スピンレートが速いと姿勢変更がやりにくくなる
(より多くの推薬が必要になる)ので,
スピンレートがまだ比較的小さい今のうちに制御しておこう,
ということです.

ところで,
Y2さんがスピンレートの表現方法について書いていましたが,
私としては
 正のスピンレート:スピンレート
 負のスピンレート:逆スピンレート
として,その大きさの大小は,「速い」「遅い」で
表現すればよいのではないかと思っています.
そうすると
 「スピンレートが遅くなっている」(逆スピン運用前)
 「逆スピンレートが速くなっている」(逆スピン運用後)
のようにすっきりしませんか??

しかし,この表現も,イマイチ運用チーム内に浸透していません.
さらに上手い表現があればよいのですが...

次回の運用は明後日11/17(木),午前のパスです.(R)

11/15のIKAROS
太陽距離: 0.76AU
地球距離: 199091051km, 赤経=-163.0°, 赤緯=-4.8°
金星距離: 1.39AU(207970099km)
姿勢:スピンレート=-3.1rpm, 太陽角=32deg

Today's IKAROS
Sun Distance: 0.76AU
Earth Distance: 199091051km, RA=-163.0deg, Dec=-4.8deg
Venus Distance: 1.39AU(207970099km)
Attitude: Spin Rate=-3.1rpm, Sun Angle=32deg