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DO 10 J=1,JMAX | |
A(J)=B(J)+C(J) | |
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図1(a) スカラー処理
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図1(b)ではたくさんの人が列を作ってバケツの手渡しによって作業を分担しています。最初のバケツが火事場に届くまで(a)の場合と(ほぼ)同じだけ時間がかかりますが、その後はバケツ一杯分の消火作業に要する時間はバケツを手渡しする時間となります。
図1(b) ベクトル処理
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図1(c)ではたくさんの人がそれぞれバケツを持って消火作業をしています。(b)の場合も(c)の場合も(a)の場合に比べて人間の数の分だけ効率が上がります。
図1(c) パラレル処理
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図1(a)は汎用機やワークステーションに利用されているスカラー処理、
(b)はスーパーコンピュータ特有のベクトル(パイプライン)処理、
(c)が並列処理です。
(b)も(c)も効率が上がっていることがおわかりいただけるかと思います。
(b)のベクトル処理は通常1つのプロセッサの中で行われ、多くのスーパーコンピュータはこの方式で性能を向上させて来ました。これをパイプライン処理(ところてん方式)といいます。
(c)の方法では一人づつがプロセッサに相当しマルチプロセッサと呼ばれます。
VPP500のアーキテクチュアーは各プロセッサが(b)の方式で高速処理を行い、さらに7台のプロセッサが(c)の方式で結合されて性能を大きく向上させているものです。
ちなみに、汎用機や最近のワークステーションではスカラー演算器を複数持って並列に動作させているものが少なくありません。この場合はDO loopである必要はなく、関連のない一般の演算をコンパイラが判断して同時に実行します。VPP500/7のスカラー演算器でもこの技術がいかされています。
さて、これで大まかな違いを知っていただいたと思いますので次回はベクトル処理について話してみましょう。
(藤井 孝蔵)
A. M770/10#1
大まかには、次の4つに分かれます。
a. 受信処理
パッシブオープン(口を開けて,局からデータが来るのを待っている)の状態のSTCジョブがこの処理を受け持ちます。衛星のリアルデータは#1メモリ上のバッファに展開され、QL処理で参照されます。
b. ファイル出力処理
ここで作成されたファイル(保存期間は7〜8日)がSIRIUS登録処理の入力になります。
c. Quick Look/Delay Look 処理
QL/DLに関する衛星のデータベースを用いて、処理の衛星共通化が図られています。また、#1でのQLでは、メモリ上にテレメータデータがあればそれを、なければファイルから自動的に獲得するように作られてます。
DLの入力はb.で作られたファイルまたはSIRIUSから行われます。
d. 他システムへの転送処理
SSOCでは#1のほかに、#2や所内LANに接続しているUNIXワークステーション(以下WSと略)でもQLは行われています。その流れは次のとおりです。
氈D課題更新手続きについて
現在利用されている課題の有効期限は、3月31日迄となって居りますので、次年度も引き続き利用される課題の更新手続きは、3月18日(金)までにお願いします。課題申請用紙は、3月3日(木)にお送りしましたので御利用ください。
.大型計算機年度末処理について
毎年行われている年度末処理を今年は、3月30日(水)・31日(木)の2日間を予定して居りますのでよろしくお願いします。
年度末処理では、次の事項を行います。
。.VPP500のPE並列による使用料金の計算
ジョブ課金の計算方式は以下の通りです。
「.大型計算機3月・4月の保守作業予定
M:システムメンテナンス
3/18(金) 9:00〜13:00 | 3/20(日) 9:00〜18:00 | 3/30(水)9:00〜 31(木)21:00 | 4/15(金) 9:00〜13:00 | |
M1800 | 年度末処理 | |||
VPP500 | M | 年度末処理 | ||
M770#2 | 年度末処理 | M | ||
SIRIUS | M | |||