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第23号 1995年9月12日発行

目次


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WWW宇宙研ホ−ムペ−ジ サービス開始

 かねてより所内外からの要望の高かったWWWの宇宙研ホームページが、いよいよ公開の運びとなりました。

 WWW(World Wide Web)は、ネットワ−ク上で手軽に情報を発信・受信できる手段として、広く注目を集めるようになってきています。以前のPLAINセンタ−ニュ−スでも触れましたように、すでに宇宙研内の諸研究室等でもWWWを用いた情報発信が始まっています。今回立ち上がるサ−バは、これら宇宙研内の各サーバの玄関役として、広く宇宙研の情報を発信する役目を担うこととなります。  

 その内容としては、現在・過去・未来(これまでの成果や将来計画等)を含めた、ロケットや衛星、各施設等、宇宙研の概要紹介が中心となります。図表を交えたカラフルな構成となっており、さらには関係者の方々のご協力により、各プロジェクト・研究室等のペ−ジやISASニュ−スのペ−ジともリンクできまして、盛り沢山の内容とすることができました。  

 宇宙研ホームページを見るためには、一般のWWWページを見るのと同じように、Mosaic等のソフト上で http://www.isas.ac.jp/index-j.html (日本語版: 図1) http://www.isas.ac.jp/index-e.html (英語版) のように指定してください。原則として各ペ−ジは英語版と日本語版(JIS, EUC, SJIS各コ−ド)を用意していますが、必ずしも同じ構造とはなっておりませんのでご注意ください。  

 また、各WWWサーバから宇宙研ページにリンクを張られる場合には、その旨を御一報頂ければ、該当ページの名称変更時等のお知らせもできるかと思います。  

 逆に、独自のWWWサーバをお持ちの研究室等ございましたら、御一報頂ければ宇宙研ページよりリンクを張らせて頂きます。ただしリンクを張るに不相応とみなされるような内容のページは御容赦下さい。  

 宇宙研ホ−ムペ−ジはまだ始まったばかりですので、今後も皆さんからの御意見等を参考にしながら発展させて行きたいと考えております。御意見・御要望・御質問等、ございましたら、三浦(内線2420)もしくは長木(内線2410)まで宜しくお願い致します。 また、WWW管理者

 E-mailアドレス
 webmaster@www.isas.ac.jp

までご連絡頂いても結構です。



図1 宇宙研ホ−ムペ−ジ (日本語版)




図2 地図上で場所を選ぶこともできます




図3 各ペ−ジで、英語版、日本語版、図表の有無などが選べます

(三浦 昭)


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大型計算機に関するお知らせ

氈DVPP500保守作業について

  8月号ニュースで、定期保守作業の日程を9月18日(月)午前中(13:00まで) とお知らせしましたが、新たにシステムフリーズ等ソフトに対し緊急修正が入ったため、9月17日(日)11:00 〜20:00 も保守作業を行うことになりました。

 又、SSOC#1とSIRIUSの定期保守作業は衛星運用上の都合から9月17日を中止し、10月1日(日)に変更になりましたので、御協力お願いいたします。  

.宇宙研大型計算機システムにおけるパスワードの変更方法について      
 近年、計算機システムの大型化に伴いユーザ数も多くなり、また公衆回線や インターネットを利用して外部からの使用も多く、データのセキュリテイが問題視されている。このためデータの秘密保護、破壊防止の強化を行うためには、利用者ID及びパスワードの管理が重要である。

利用者IDの管理      
 利用者IDは利用者パスワードによる管理を行うことができる。利用者IDを他人に使用されるとその利用者のデータセットは無条件にアクセス可能となるため、必要があれば利用者パスワードを変更して、絶対に外部に漏れないように徹底していただきたい。      

 宇宙研大型計算機では2種類のOSを使用している。 その一つはM1800/20、M770/10で使用されているMSPで、もう一つはM1800/20(UXP/M)、VPP500及びDSステーションで使用されているUXPで、NIS管理をしている。

 MSP・UXPは、各々別の管理体系となっているため、それぞれのパスワード管理が必要である。

1−1,MSPパスワード変更方法         

 パスワードを変更する方法は2通りあり、LOGON時に行う方法とPASSWORDコマンドで変更する方法がある。それぞれの方法による例を以下に示す。

@ セッション開設時の変更


A PASSWORDコマンドによる変更
1−2,パスワ−ド有効期限変更方法        
 ○パスワード有効期限切れ後の処置について     

1−3,パスワードを50回連続して失敗すると失権になる。

2,UXPパスワードの変更方法          

 M−1800(UXP/M)、VPP500およびDSではNIS運用を行っているため、これらのシステムではパスワードの変更はyppasswdコマンドを使用する。passwdコマンドを使用して変更した場合は各システム間での整合性が保証されなくなるので使用しないこと。

パスワードの変更は以下のように行う。  @コマンドを実行する。
 Aパスワードを入力する。
 B新しいパスワードを入力する。
 C再度、新しいパスワードを入力する。

【注意事項】

・パスワードに関する制限事項については下記の通り。



3,パスワードの強制変更について

 MSPパスワードの失権又は自分のパスワードが不明になった時、本人である事を確認した後、パスワードの変更が可能である。連絡先は内線2053又は2051、両者不在の時は、2063又は2072である。
(関口 豊)


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編集発行:文部省宇宙科学研究所
宇宙科学企画情報解析センター
〒229 神奈川県相模原市由野台 3 -1-1 (Tel 0427-51-3911,内線 2611)