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深宇宙探査用地上局の施設設備整備の状況について

 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、現在運用中の大型パラボラアンテナに替わる新地上局(アンテナ)に係る施設設備整備の状況について、次の通りお知らせいたします。

  1. 概要:
     長野県佐久市のJAXA臼田宇宙空間観測所にて運用されている大型パラボラアンテナは昭和59(1984)年に整備されました。本観測所は、惑星、彗星や月などの天体に接近して観測を行う宇宙探査機に向けて動作指令を送信したり、宇宙探査機からの観測データを受信したりなど30年を超える運用を行い、小惑星探査機「はやぶさ」などの科学成果に大きく貢献してきました。
     この現行局の老朽化の懸念があるところ、JAXAでは平成26年度より新たな地上局(アンテナ)を整備するための検討作業を進めてきました。
     JAXAは、林野庁、佐久市等関係機関の協力の下、引き続き用地の整備等の現地作業に着手する予定です。

  2. 整備予定地(申請中):長野県佐久市前山 立科国有林

  3. 現地作業開始予定時期:平成27(2015)年度。準備が整い次第直ちに。

 なお、新地上局全体の整備完了は、平成31(2019)年度を予定しております。

以上

2015年11月6日