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イプシロンロケット試験機打上げ成功!惑星分光観測衛星(SPRINT-A)の愛称は「ひさき(HISAKI)」に
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、平成25年9月14日14時00分(日本標準時)に、内之浦宇宙空間観測所から惑星分光観測衛星(SPRINT-A)を搭載したイプシロンロケット試験機を打上げました。
ロケットは正常に飛行し、打上げ後約61分39秒にSPRINT-Aを正常に分離したことを確認しました。
今回のイプシロンロケット試験機打上げ実施にご協力頂きました関係各方面に深甚の謝意を表します。
なお、ロケット打上げ時の天候は曇り、東北東の風(8.1m/s)、気温27.2℃でした。
惑星分光観測衛星(SPRINT-A)については、本日15時49分から内之浦局で受信したデータにより太陽電池パドル(SAP)が正常に展開された事を確認しました。
現在、衛星の状態は正常です。
また、SPRINT-Aの愛称を「ひさき(HISAKI)」と命名いたしました。「ひさき」という愛称の由来は以下のとおりです。
- (1)内之浦の地名である「火崎」(津代半島の先端部の岬)
・内之浦で最初に朝日が当たる場所であり、内之浦の新しい夜明けの象徴
・内之浦の漁師が漁の安全を祈願する場所であり、内之浦を旅立つ船の安全な航行の象徴
・突端であり、衛星形状のイメージとも合致 - (2)観測対象が、太陽(ひ)の先(さき)
2013年9月14日