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観測ロケット実験(S520-26号機)
[2011年10月12日更新]
搭載観測機器の不具合により延期となっていた観測ロケットS-520-26号機の打上げは、搭載観測機器の調整に更に時間を要するため、2011年10月19日までの予備期間内の打上げを見合わせることとしました。新たな打上げ日については決定し次第通知します。
[2011年9月7日更新]
S520-26号機の打上げは、搭載観測機器の不具合により延期になりました。新たな打上げ日については決定し次第あらためて通知します。
打上げ日時:2011年9月11日(日)4時20分〜4時50分
(実験予備期間:9月12日〜9月20日、9月25日〜10月19日)
※今回の実験期間内での打上げは見合わせることになりました。新たな打上げ日は、決定次第お知らせいたします。
打上げ場所:内之浦宇宙空間観測所
実験内容
【熱圏中性大気とプラズマの結合過程解明】
実験の目的
観測ロケットS-520-26号機を用いた本実験では、熱圏下部における中性大気とプラズマ(電離大気)の運動を観測し、両者の結合過程を実験的に実証する。
実験の概要
熱圏下部(高度約80〜300km)を飛翔する観測ロケットS-520-26号機により中性大気、プラズマ、電場と磁場の直接観測を行うことによって、中性−電離大気間のエネルギー交換を含む物理過程に関する更なる理解を目指す。中性大気の運動はロケットからリチウムを放出し、その発光雲(太陽光を受けて赤く光る)の時間的な変化を地上に設置した観測点(3箇所)から観測することによって行う。
到達高度 | 水平距離 | 全長 | 全重量 | 搭載機器重量 | |
---|---|---|---|---|---|
S-520-26 | 290km | 600km | 8m | 2.2t | 120kg |
参加研究機関
今回の搭載機器は、JAXA、北大、名大、京大、高知工科大、情報通信研究機構が中心となって開発を行い、また、研究グループには、米国、カナダ等の研究者が参加。
実験のイメージ図
2011年8月26日