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「日本の宇宙開発発祥の地」記念碑除幕式とタイムカプセル埋納
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昨年(2005年)は日本の宇宙開発の第一歩を刻んだペンシルロケットの水平試射が国分寺で行われてからちょうど50年の節目の年でした。実験が行われた場所は、現在では早稲田実業学校の野球場になっています。
国分寺市では、数年前から有志の方々が、国分寺がペンシルロケットの水平試射の地、日本の宇宙開発発祥の地であることを、地元の皆さんに知ってもらい、国分寺の遺産として残して行こうという動きがありましたが、昨年のペンシル50周年を機に、市内の個人、諸団体(商工会、商店会連合会、ロータリークラブ、ライオンズクラブ、JA、青年会議所など)、早稲田実業学校関係者など多くの組織がまとまって、「日本の宇宙開発発祥の地」顕彰会が発足しました。JAXAもそれに加わり、宇宙科学研究本部から、資料の提供などでお手伝いをしました。
顕彰会では、早稲田実業学校の快諾を得て、学校の正門前広場に「日本の宇宙開発発祥の地」記念碑を建立することが決まり、顕彰会による1口1000円の募金活動が行われ、国分寺市民を始め、早稲田実業関係者、ペンシルロケット以来の宇宙開発関係者など、日本中から募金が寄せられ、目標の500万円を達成することが出来ました。
また、記念碑の下に、昨年の夏のペンシルフェスティバルで募集された「未来のロケット」のイラストを収めるタイムカプセルも一緒に埋めることになりました。(写真は漫画家松本零士氏デザインのタイムカプセル。中に子どもたちのイラストを封入し、50年後に開封します。)
このたび、その記念碑が完成し、除幕式が行われることになりました。
除幕式とタイムカプセル埋納の後には、チェロの演奏と記念講演も行われます。
これまでの50年とこれからの50年、子どもたちの夢と宇宙の平和利用の願いが込められた記念碑をぜひご覧になってください。
詳細 (ポスターはこちら)
日時 | 2006年4月1日(土)10:00〜12:00 |
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場所 | 早稲田実業学校正門前および同校内小室哲哉記念ホール 〒185-0012 |
入場 | 無料 |
内容 | 【第1部】(10:00〜10:30) 記念碑除幕式とタイムカプセル埋納 【第2部】(10:30〜12:00) チェロ演奏 松下 修也氏(国分寺市在住、糸川英夫博士のチェロの先生) ピアノ 松下 修子氏 講演「ペンシルロケットと日本の未来」 的川 泰宣 JAXA宇宙教育センター長 |
主催 | 「日本の宇宙開発発祥の地」顕彰会 |
共催 | 宇宙航空研究開発機構(JAXA) |
後援 | 国分寺市、国分寺市教育委員会 |