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M-V型ロケット6号機の組み立て進む

(2005年3月15日、鹿児島宇宙センター内之浦宇宙空間観測所)

M−V−6号機第2組立オペレーションは2月23日からロケット班作業を皮切りにスタートしました。一部に小さなトラブルがあり、それに伴う作業の入れ替え等はあったものの、関係者の努力で本日までにほぼ当初のスケジュールまで回復することができました。

現在までにロケットの第1段(後部筒+SEG1+SEG2)と第2段モータまでは既に整備塔に運ばれ結合が終了しており、昨日第2段計器部(B2PL部)と第3段モータの結合作業が行われ、その様子が報道公開されました。

本日は第3段モータの上に第3段計器部(B3PL部)の組み付けが行われています。明日の全員打ち合わせでいよいよ搭載機器関係者が勢揃いし、3月17日には第2段、3段搭載機器の動作チェック及びタイマテスト、3月20日には整備塔で全段結合した状態での動作チェック、タイマテストが行われる予定です(M−V第2組立オペレーションのハイライト)。

本組立オペレーションが完了すると、M−Vロケット側は準備がほぼ整う事になり、フライトオペレーションでASTRO−EII衛星が到着するのを待つことになります。関係者一同一致団結してASTRO−EII衛星の打上げ成功につなげるべく努力を重ねているところです。

第1段モータセグメント2を整備塔内へ吊り込む

第1段モータセグメント1を組立室より移動する

第1段モータのセグメント結合作業

第2段モータを整備塔に向け移動する

第2段計器部(B2PL部)と第3段モータの結合作業

2005年3月15日

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