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シンポジウム・研究会

第24回高温エレクトロニクス研究会ー衛星搭載部品の選定ー

第24回高温エレクトロニクス研究会を、下記のとおり開催いたします。

詳細

開催日 2014年3月26日(水)13:30〜17:20
場所 〒252-5210 相模原市中央区由野台3-1-1
宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所
相模原キャンパスA棟2階大会議室
交通 JR横浜線淵野辺駅南口下車徒歩約20分
小田急線相模大野駅北口下車神奈中バス(5番乗り場全て乗車可)
「宇宙科学研究本部」下車、徒歩5分
会場(A棟)は、入り口正面の建物です。
参加費 無料(事前申し込み不要)
問い合わせ先 JAXA宇宙科学研究所 宇宙機応用工学研究系
教授 廣瀬和之 / 助教 小林大輔
 メールアドレス:hte@isas.jaxa.jp
 電話:050-3362-3126

プログラム(敬称略、講演時間は質疑応答を含めて30分)

<本年度のテーマ>
赤外光は可視光と電波の間の電磁波で、その波長がおよそ 0.7μmから 1000μmに分布するものです。普段の生活では熱源やセンサーなどに利用されていることが良く知られていますが、最近では新たな分野での利用が幅広く研究されています。例えば、未踏領域であるテラヘルツ光の利用、2光子吸収過程やポンプ・プローブを利用した様々な分析技術の開発、宇宙赤外線背景放射の観測や放射率可変素子など宇宙科学への適用、そしてエネルギー問題の解決に貢献する熱電変換素子などの研究があげられます。
本年度はそのような「赤外光」に焦点を当てました。この分野の第一線の方々にご講演をいただきます。皆様奮ってご参加下さい。

13:30〜13:35 はじめに 廣瀬和之(宇宙研)
<分析技術>
13:35〜14:05 赤外光の可能性 / 近赤外からテラヘルツ光 猿倉信彦(大阪大学レーザーエネルギー学研究センター)
14:05〜14:35 多光子励起過程による ZnSe 3次元 PL観察 川田善正(静岡大学電子工学研究所)
14:35〜15:05 超短パルスレーザーを用いた機能性材料の動的過程の観測 恩田健(東工大院理工学研究科)
15:05〜15:35 次世代遠赤外イメージセンサーのための高感度Geディテクター 和田武彦(宇宙研)
15:35〜15:50 休憩
<新機能素子>
15:50〜16:20 カーボンナノチューブ ー 高分子複合材料を用いたフレキシブル熱電変換素子 末森浩司(産総研フレキシブルエレクトロニクス研究センター)
16:20〜16:50 スピンゼーベック効果による熱電変換素子 石田真彦(NEC スマートエネルギー研究所)
16:50〜17:20 ペロブスカイト型Mn酸化物を応用した放射率可変素子(SRD) 太刀川純孝(宇宙研)

高温エレクトロニクス研究会とは


高温エレクトロニクス関連分野は、宇宙をはじめとして、パワーデバイス、カーエレクトロニクス、資源探査、原子力等の広い領域に渡ります。本研究会は、このような高温エレクトロニクスのシステム・デバイス・材料に関する技術の現状を把握するとともに、その新しい応用分野を開拓することを目的として、広い層の研究者・技術者相互の交流を促進するよう、毎年開催されています。