TOP > レポート&コラム > ISASコラム > きぼうの科学 > 第9回:「きぼう」のマイクロG環境
(ISASニュース 2009年6月 No.339掲載) | ||
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次に、ごく一般的な日中の振動環境(図2)では、前述した通り宇宙飛行士の活動による振動が大きくなります。振動レベルは1/3オクターブバンド換算で10-5Gのオーダーとなり、約0.3Hzに常にピークを持っています。また、宇宙飛行士は筋力維持のために、1日数時間の運動が義務付けられています。運動中は運動機器の種類によって特徴的な比較的大きいレベルの振動を発生します。自転車型の運動機器では、ペダルの回転数が振動の主成分として発生するのですが、そのほかにペダルをこぐ上で必要な肩の揺れが発生します。人体の構造的に、必ずペダル回転数の2倍の周波数になるのが面白いところです。 |
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これまでJAXAが宇宙で取得したデータおよびNASAによって取得されたデータは、![]() |