・5月26日、千葉県幕張メッセ国際会議場で行われた日本地球惑星科学連合大会において「はやぶさ」サンプルの分析関係の特別セッションが開催され、多数の聴衆に対して初期分析の結果が報告されました。また、セッション終了後、主要な成果の記者説明会が行われました。
・初期分析は現在も続行中ですが、成果の一部は既に論文として投稿され、査読中です。
・サンプルキャッチャからの回収状況としては、ひとまず、A室からB室のサンプル回収に移行しています(6月中旬)。具体的には、B室を反転、自由落下法で石英皿上に採集された微粒子のピックアップとSEM(走査型電子顕微鏡)による観察を実施しています。現在、十数個の微粒子が岩石質と同定されています。