銀河中心の赤経、赤緯は(266.40500D,-28.93617D)だから、
軸の周りの
,さらに回転後の
軸の
周りの
の回転で、
軸が銀河中心を指すことがわかるだろう。
しかし、それだけでは銀河面の傾きが決まっていない。さらに
軸の周りで
回転してやれば、正しく銀河座標系が定義されることがわかっている(図3)。
銀河座標系の基底ベクトルを三重ダッシュつきで表わすと、(53)を参考にして、
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(58) |
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(59) |
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(60) |
赤経、赤緯が(281.000D, -4.070D)のときの方向ベクトル、
を
上式に代入し、銀河座標における方向ベクトルは、
となる。
これから、