本日の運用では,RNG(レンジング)のほかには,データ再生を
ひたすら行いました.
ビーコン運用試験中はデータをほとんど送信できないので,
その間のデータをDR(データレコーダ)にため込んであり,
後から再生して送信するという運用を行っています.
もちろん,運用していない間のデータも同様に記録してあり,
こちらも日々の運用で再生・送信しています.

データレコーダは,領域分けされています.
2秒毎のデータを保存する領域もあれば
1024秒毎のデータを保存する領域もあります.
これ以外に各観測データを記録する領域もあります.
(通信不可帯運用に備え,最近,データレコーダの領域の
分け方も見直しました)

領域内でもピンポイントで再生箇所を指定したい場合は,
アドレスを指定します.
保存したデータも再生しないと上書きされてしまいます.
上書き禁止にすることも可能ですが,今度は新しいデータが
保存されなくなってしまいます.

ビデオ再生と似ていますね.

通信回線が十分に確保できる場合は,まとめて再生しておけば
よいのですが,回線が細くなると,どの領域をいつ再生するか,
ということが重要な運用のポイントになります.(O)

9/5のIKAROS
太陽距離: 0.98AU
地球距離: 32118791km, 赤経=-127.4°, 赤緯=-28.4°
金星距離: 0.39AU
姿勢:スピンレート=1.3rpm, 太陽角=29.3deg

Today's IKAROS
Sun Distance: 0.98AU
Earth Distance: 32118791km, RA=-127.4deg, Dec=-28.4deg
Venus Distance: 0.39AU
Attitude: Spin Rate=1.3rpm, Sun Angle=29.3deg


ふと思うこと・・
「エビでタイを釣る」という諺があるが,エビに対して失礼だと思う.
かつ丼,親子丼,中華丼などいろいろな丼あるが,
やはり天丼が一番だと思う.