本日はもう1台残っていたDCAM1の実験を実施しました.目的は現状の1rpm程度で回転しているセイルの様子を撮像することと,より近い距離からIKAROSを撮像することです.DCAM1はDCAM2の半分くらいの速度で分離されるように設計されていますので,DCAM2よりも距離が近い画像を撮像することが可能です.
 今回も分離機構の分離スイッチ,およびIKAROS本体の姿勢変動より正常に分離できたことを確認できました.また,想定通りDCAM2の半分程度の速度で分離されたことも姿勢変動よりわかりました.
 通信レートが遅くなってきていますので,全ての画像をダウンリンクするのに数日かかる見込みです.
 DCAM1の物語はまた時間のあるときにでも...(H)
 
6/19のIKAROS
太陽距離:1.06AU
地球距離: 11288796km, 赤経=-155.2°, 赤緯=-23.4°
金星距離:1.15AU
姿勢:スピンレート=1.1rpm, 太陽角13.3deg