展示フロアマップ
● 宇宙科学探査交流棟パンフレット
日本語版 / 英語版 (English)


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日本の宇宙科学探査はどのように発展してきたのでしょうか。第二次世界大戦後のロケット開発からJAXA発足までの道のりをたどります。宇宙科学研究所の実物資料や文献資料も展示しています。
- 主な展示物
- ペンシルロケット
- 宇宙科学のあゆみ 年表・資料
- 「おおすみ」予備機(L-4Sロケット6号機上段)

地球から宇宙への輸送を支え、探査への道をひらくロケット関連技術。今日も将来を見据えた研究が行われています。固体ロケットの内部など、輸送システムの研究について紹介しています。
- 主な展示物
- M-Vロケット3/4段
- イプシロンロケット(1/10模型)

科学衛星・探査機に必要な技術は多岐にわたります。ここでは探査機や衛星の基本的な機能を支えるバッテリや熱保護膜、深宇宙探査の可能性を切り拓いたイオンエンジン、ソーラー電力セイルの技術の一端を展示しています。
- 主な展示物
- イカロス原型モデル
- マイクロ波放電式イオンエンジン

飛行機よりもさらに高高度でさまざまな実験・観測の機会を提供している観測ロケットと大気球。搭載実験機器、飛翔体のスケール感を感じていただける展示などがあります。
- 主な展示物
- 観測ロケットS-520実寸大(模型)
- 大気球(絵)
- 微小重力実験部

日本には独自の大気圏突入技術があります。地上と宇宙との往復のために必要な技術、その歴史、現在開発中の技術などを紹介しています。
- 主な展示物
- 「はやぶさ2」再突入カプセル
- 「はやぶさ2」パラシュート
- 展開型エアロシェル

宇宙にいる衛星・探査機と通信し宇宙科学探査を日々支えている地上局。ここでは関連設備や技術、新地上局についても紹介しています。
- 主な展示物
- 管制卓(はやぶさシミュレータ)
- はや2NOW

太陽系の惑星はどのように形成したのか、地球の水はどこからやってきたのか。「はやぶさ2」など現在進行中の太陽系の始原天体探査や、「はやぶさ」によって地上に持ち帰られた物質の分析・研究についての展示があります。
- 主な展示物
- 小惑星探査機「はやぶさ2」実寸大(模型)
- 小惑星探査機「はやぶさ2」衝突装置
- 小惑星リュウグウ模型

月に代表される、将来の重力天体での探査に関連する展示があります。重力天体探査に必要な技術や、どのようなデータを用いて月面の着陸地点を選ぶのか、考えるための展示があります。
- 主な展示物
- かぐや搭載地形カメラ(TC)・マルチバンドイメージャ(MI)
- 月着陸実証機SLIM 実寸大展示モデル
- 月の南極地域(模型)

太陽は惑星にどのような影響を及ぼしているのか。惑星の環境の違いはどのように生じたのか。太陽観測衛星や惑星分光観測衛星、金星探査機、磁気圏・プラズマの探査ミッション、これからの惑星探査計画などを取り上げています。
- 主な展示物
- ジオスペース探査衛星「あらせ」ミッション部 熱試験モデル
- 惑星分光観測衛星「ひさき」ミッション部 熱構造試験モデル
- 水星磁気圏探査機「みお」(模型)

地上には届きにくいさまざまな波長の光をとらえたり、空間分解能が高いデータを得るために大気の外で宇宙を観測する天文観測衛星。X線天文学や赤外線天文学の研究成果を紹介しています。
- 主な展示物
- すだれコリメータ
- 赤外線天文衛星「あかり」主鏡
- X線分光撮像衛星XRISM 1/5模型
展示を終了した主な展示物:
・再使用ロケット実験機
・液体水素エンジン(エキスパンダーサイクルエンジン)
・工学実験衛星「ひてん」模型
・小惑星探査機「はやぶさ」大気圏再突入カプセル