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「かぐや」、月磁場観測装置(LMAG)および月レーダサウンダーの自然電波観測モードによる観測を実施

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、高度約100kmの月周回観測軌道に投入した月周回衛星「かぐや(SELENE)」の初期機能確認の一環として月磁場 観測装置(LMAG)および月レーダサウンダーの自然電波観測モードによる観測を実施しました。

月磁場観測装置については、2007年10月29日(日本時間)のマスト伸展終了後に観測を実施し、その後のデータ処理を経て、月の磁場を計測するために十分な精度(0.1nT以下、1nTは日本における 地磁気強度の約10万分の2)を持っていることを確認しました。今後さらに各種チェックを進めて、月面の微弱な磁場分布を観測します。

月レーダサウンダーについては、2007年10月30日(日本時間)のアンテナ伸展終了後に、自然電波の観測を実施し、その後のデータ処理を経て、表層構造探査に用いる4-6MHz帯でのノイズが十分低く(-100dBV以下)、月レーダサウンダーが目指す表層から地下数kmにわたる表層構造の探査が可能であることと、数MHz及び10MHz以上の周波数帯域のノイズレベルも十分に低く(-110dBV以下)、木星等の惑星電波の観測が可能であることを確認しました。初期データでは、地球からのオーロラが発生する電波(AKR)や銀河背景放射、及び 月周辺に発生するプラズマ波動(UHR波動)が観測されています。

新しいウィンドウが開きます 月周回衛星「かぐや(SELENE)の初期機能確認状況について」(11月28日宇宙開発委員会資料,PDFファイル)
※月磁場観測装置(LMAG)と月レーダサウンダーの自然電波観測モードの初データがあります。

新しいウィンドウが開きます 月磁場観測装置(LMAG)について(「かぐや」プロジェクトサイト)

新しいウィンドウが開きます 月レーダサウンダー(LRS)について(「かぐや」プロジェクトサイト)

2007年11月29日

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