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S-520-23号機打上げ成功!

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、電離圏中の中性・電離大気現象と気象・海洋現象の多波長撮影を目的とした観測ロケットS-520-23号機を2007年9月2日19時20分(日本時間)に、内之浦宇宙空間観測所から上下角77.5度で打ち上げました。
 ロケットの飛翔および搭載された機器の動作は全て正常で、発射後 55 秒に開頭が行われ、56 秒に観測を開始しました。ロケットは発射後268 秒で最高高度 279 kmに達し、全ての観測を終え、内之浦南東海上に落下しました。
 電場・中波帯・長波帯電波測定器、磁力計、熱的イオンエネルギー分析器等の搭載観測装置は正常に動作し、上昇時下降時を通じて電離大気の観測を行いました。多波長イメージャは指向装置の一部が不調だった模様であるものの、正常にデータを取得しました。ロケットからのリチウム放出は、ロケット下降時の高度240km、199km、143kmにおいて行われ、奄美大島、内之浦、宮崎、潮岬の各地上観測点で長時間の撮像が行われました。
 ロケットに搭載されたビーコン送信機からの電波は4箇所の地上観測点にて正常に受信されました。
 今回取得されたデータを用いて、詳細な解析が今後実施されます。

 光学班は発射後52秒までロケットを追跡しました。
 本日の天候は晴、地上風は西の風2.3 m/秒、気温28℃でした。

 これをもちまして、宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究本部の2007年度第1次観測ロケット実験は終了しました。関係各方面のご協力に感謝いたします。

S-520-23号機について、詳しくはこちら>>

奄美大島より撮影したリチウムの雲

(提供:高知工科大学、北海道大学、JAXA)

2007年9月2日

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