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「宇宙学校・おきなわ」、質問つぎつぎ

12月09日、沖縄県の恩納村コミュニティセンターで「宇宙学校・おきなわ」が行われました。
木枯らし吹く東京から行った講師の先生たち、スタッフは、2週間前の秋田の寒さを経験しているだけに、沖縄の暖かさにびっくり。日本列島の長さに改めて気付かされました。
開始予定時間になっても来場者がぱらぱらで、どうなることかと心配しましたが、沖縄時間というのがあるらしく、徐々に集まっていただき、一同ほっとしました。体育館のような広い会場でしたが、椅子を扇形に並べて講師を囲むようにしたり、講師も壇上ではなく同じフロアで話すようにして、和やかな雰囲気で行われました。

プログラムは、
 1時間目:講演「私たちを生み出した不思議な宇宙」(平林 久)
  映画上映:「M−V宇宙(そら)へ」
 2時間目:ロケットと惑星探査
  1.ロケットと宇宙への飛翔(澤井 秀次郎)
  2.太陽系を探る(岡田 達明)
    映画上映「小惑星探査機『はやぶさ』」
 3時間目:宇宙と生命
  1.赤外線で宇宙を探る(松浦 周二)
  2.重力といきもの(黒谷 明美)
    映画上映「X線天文衛星『すざく』」
    でした(カッコ内は講師。敬称略)。

子どもたちからは「人工衛星は回っていなかったらどうなるの?」「ロケットの下の段はどうなるの?」という基本的な質問や「宇宙では、耳石の働きはどうなるの?」といった専門的な質問が熱心に出され、先生方は丁寧に答えていました。

2006年12月11日

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