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「あかり」の今後の初期運用について

「あかり」は、これまでに姿勢系立ち上げ、軌道高度制御、観測系立ち上げを順調に実施し、現在、ほぼ所定の 太陽同期軌道を周回しています。電力、姿勢は安定しており、観測系も正常です。

次の運用項目である望遠鏡の開蓋(アパチャーリッドの分離)については、2次元太陽センサ(NSAS)を使用しない運用手順を数日かけて作成した後に実施する 旨ご説明しておりましたが、その後の検討により、万が一の姿勢制御異常に対応する運用方法の確立に十分時間をかけて慎重に準備することとしましたため、実施時期を見直すこととしましたのでお知らせ致します。

アパチャーリッド分離の時期はまだ不確定ですが、4月中旬までには実施するべく検討中です。また、これに伴い、初画像等の最初の成果の発表は、5月中旬ごろになる見込みです。

2006年3月10日

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