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近赤外線分光器(NIRS)の観測の状況

はやぶさに搭載されている近赤外線分光器(NIRS)は、太陽光がイトカワの表面で反射した光を分光する装置です。分光とは光を波長ごとに分解して波長ごとの光の強さ(小惑星表面の色)を調べることです。小惑星表面の色を近赤外の波長で調べることで、小惑星表面の鉱物の種類や表面の状態を理解することができます。

図は9/16〜10/12までにNIRSで観測された小惑星上の領域を示しています。カメラと違って、NIRSは小惑星上のある1点(視野サイズ0.1度四方)を観測して分光するので、小惑星全体を調べるには時間がかかります。NIRSはこれまでイトカワの赤道周辺を中心に観測を行いました。高緯度地域の観測はまだ十分には行われていませんが、今後探査機がイトカワに対する相対的な位置を変えて、イトカワの北極周辺や南極周辺を観測しやすくなったときに観測を試みる予定です。

2005年10月17日

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