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『光衛星間通信実験衛星(OICETS)』及び『小型科学衛星(INDEX)』の打上げ結果について

 宇宙航空研究開発機構は、平成17年8月24日6時10分(日本時間)に、カザフスタン共和国バイコヌール宇宙基地から光衛星間通信実験衛星(OICETS)及び小型科学衛星(INDEX)をドニエプルロケット(※)により打ち上げました。(右は打上げの連続写真)ドニエプルロケットは正常に飛行し、ISCコスモトラス社からの情報により、6時25分10秒(日本時間)にOICETSを、6時25分14秒(日本時間)にINDEXを分離し、衛星軌道に投入したことが確認されました。

 また、JAXAキルナ局にて7時39分(日本時間)にOICETSからの信号の受信を開始し、この信号により太陽電池パドルの展開が終了したことを確認しました。

 INDEXについては、内之浦宇宙空間観測所にて2回の可視を確認しました(第1回13:15、第2回14:43)。衛星状態は正常です。
また、太陽電池パドルにつきましては、正常にパドルを展開し、予定通りの電力を発生していることを確認しました。

 なお、光衛星間通信実験衛星「OICETS」の愛称を「きらり」と命名しました。INDEXの愛称につきましては、衛星状態確認後にお知らせします。
 今回の両衛星の打上げ実施にご協力頂きました関係各方面に深甚の謝意を表します。

 ※ ドニエプルロケット : 旧SS-18弾道ミサイルを改良したロケットであり、現在、ISCコスモトラス社(ロシア・ウクライナ)による打上げサービスに使用されています。これまでに商業打上げが4回実施されており、全て成功しています。

2005年8月24日

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