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ペンシルロケットフェスティバル 驚いて、楽しんで

8月19日(金)、ペンシルロケットの水平発射実験50周年を記念して、千葉の幕張メッセでペンシルロケットフェスティバルが開催されました。夏休みとあって、平日にも拘らず親子連れやペンシルロケットの試射を楽しみに訪れたロケット関係者でにぎわいました。平日で、しかも他に催し物のない単独開催としては最高の4,100人の入場者は常陸宮を迎えて行われたオープニングセレモニーや、様々なブースでの工作、体験や写真撮影、「メガスター」、鬼太鼓座による太鼓演奏などを十分に満喫していました。

セレモニーの中で1回、それとは別に午後2回行われたペンシルロケット水平発射再現実験は、宇宙科学研究本部の若手職員がチームを組み3ヶ月にわたって50年前の追体験をしつつ準備してきたものです。
ランチャにセットされたわずか23cmのペンシルロケットが、思った以上の燃焼音と同時に10枚の標的紙を突き抜けて、発砲スチロールの壁に突き刺さると、思わずオーッという声、、、そして拍手。目ではとても追えない速さなので、さっそく高速度カメラで再現、まっすぐ飛んでいるのを確認しました。

また、「未来のロケット」イラストコンテスト入賞者の表彰や、タイムカプセルの紹介、記念歌「えんぴつのうた」の発表も行われました。

発射されたペンシルロケットの連続画像

当日の様子

2005年8月22日

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