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「はやぶさ」順調に飛行中/イオンエンジン運用時間1000時間に到達!

 2003年5月9日に打ち上げられた第20号科学衛星「はやぶさ」(MUSES-C)は、順調に飛行を続けています。2003年9月12日現在、地球から約5,200万km後方を順調に航行中です。これは地球と月の距離の約140倍にあたります。
 搭載している3基のイオンエンジンも順調に稼動。その運用時間が、9月1日から12日にかけてそれぞれ1,000時間に到達しました。なお、あと1基は予備エンジンとして、初期機能を確認したのち待機中です。
 「はやぶさ」はこのあと、2004年の5月か6月に地球スウィングバイをして小惑星に向かい、2005年夏に小惑星に到着する予定です。

「はやぶさ」に積まれたイオンエンジン (4つの噴射口を持つ箱型の部分)

「はやぶさ」に積まれたイオンエンジン
(4つの噴射口を持つ箱型の部分)

イオンエンジンの運転の様子(地上での試験)

イオンエンジンの運転の様子(地上での試験)

2003年9月17日

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