前回、A室から光学顕微鏡で観察できる程度の微粒子が多数(数百個以上)新たに採集された事を報告しましたが、その中で初期分析に供する可能性のある粒子を判定するため、現在、SEM分析を行っているところです。今のところ、20個程度の分析を行い、その半数が岩石質と同定されています。

併せて、B室の開封作業を実施し、目視検査を行いました。その結果、B室内部の様子はA室開封時とほぼ同じ状況です。なお、現在は上記のSEM分析を優先していますが、今後、B室内のサンプル状況の調査を開始する予定です。


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