運用状況によって変更はありますが,本日,可能であれば分離カメラの試験を実施する予定です.IKAROSでは分離カメラを2台(DCAM1,DCAM2)搭載していますが,本日はDCAM2の実験を行う予定です.
 先に果敢に飛び出していくのは長男,いろいろな条件を踏まえ,後からしっかりと実験する方は長女といったところでしょうか?DCAM1,DCAM2という番号を振ってありますので姉弟という設定ですかね.

 分離カメラは無線でIKAROS本体まで映像を送信し,それをIKAROS側で静止画として取り込みます.分離カメラで撮像した画像は地上にデータを送信しきるまで時間がかかるので,画像確認するのに1日~2日の運用を要する予定です.


 なお,この分離カメラシステムは一部の設計や解析・実験などを東京工業大学松永研究室に協力頂き,東京理科大学木村研究室にはカメライメージャ部の設計開発・提供をして頂きました.