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入力した天体名で直接データを検索したい場合は、天体名を入力した所のすぐ下にある "direct search by the name" のチェックボックスをオンにしておきます。また、公開されていないが、プロポーサルが受理されている観測の情報を得たい場合は、"only available data" のチェックボックスをオフにしておきます。
そして、下にある "SEARCH" を選択すると、検索が始まります。
「あすか」では、選択画面の下の方にある"FURTHER SEARCH" を選択するとさらに詳細な検索が可能となります。座標の分点と検索範囲は任意で指定でき、さらに、観測日、主観測者(PI)、観測対象のカテゴリー( AGN 等)、そして、観測期間カテゴリーで選択することが出来ます。
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(2) 観測データ、ファイルタイプ選択
検索が終ると、入力された検索内容とその検索結果が表示されます。
「ようこう」では、観測のパス ID 毎に区切られた観測名(観測時刻)が表示され、4つの検出器毎に、その期間のデータが利用可能かどうかが示されます。それらの情報をもとに、利用するデータの観測を選んで、左端にあるチェックボックスをオンにします。そして、検索結果の下に記してある利用するデータの種類(検出器、キャリブレーションファイル)を選びます。
「あすか」では、検索条件を満たした観測が、視野中心の座標や観測時刻等の情報とともに表示されます。「ようこう」の場合と同様、観測を選択し、利用するファイルを画面下より選びます。ここでは、生データであるテレメトリファイル(FRF)から、適当なデータ処理を行なって作られたイメージファイル等のプロダクトファイルまで、データ処理の段階に応じて、分類されています。エネルギースペクトルや光度曲線のファイルの作り方などは、別途、マニュアルが提供されます。
(根来 均)
(3)ファイル転送
必要なデータを選び終ったら,検索結果の画面下の各ボタンを使って,該当するデータを利用者のホストもしくは解析サーバに転送することができます.利用者のホストまでファイルを転送するには `DOWNLOAD' ボタンを、解析サーバで解析する場合には `ANALYZE' ボタンを押して下さい。
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すると、選択された項目の詳細が表示されますので、この中から実際に必要なファイルを選択して下さい。解析サーバを利用する場合は、予め登録したユーザIDとパスワードも入力する必要があります。利用者登録の方法は次節に示します。
ダウンロードを選んだ場合は、ファイルを選択して`Download now'ボタンを押すと、選択されたファイルがtar形式で送られてきます。
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解析を選んだ場合は、ファイルを選択して `Copy now' ボタンを押すと、選択されたファイルが解析のユーザディレクトリにコピーされます。
(4)利用者登録
解析サーバを利用するためには、telnet や ftp 等のソフトの他に、利用者登録が必要となります。利用者登録はWWW の画面上で行なうようになっており、2つの段階があります。
(a)まず、ユーザID、パスワード等を申請します。
利用者登録(申請書)画面では、使いたいユーザ ID やパスワードを入力し、電子メールアドレスや住所氏名等の情報を送信します。全ての項目を埋めたら、'SEND REQUEST' ボタンを押して下さい。入力方法が判らない場合は、`HELP' ボタンを押して下さい。簡単な説明が表示されます。
ここでパスワードは同じものを2回入力して下さい。また電子メールアドレスは DARTS からの情報を送るために使われますので、間違いのないように入力して下さい。
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申請書を送信すると、申請内容に問題がないかチェックされます。既存ユーザ ID との重複等、何か問題があった場合には再入力の画面が表示されますので、画面の文章に従って該当する項目を入力しなおして下さい。
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(b)個人登録を行ないます。
申請書に問題がなければ、申請書に記された電子メールアドレス宛に確認のメールが届きます。この中にキーワードが書いてありますので、DARTS の解析サービスを実際に受けたい場合には個人登録のページで、対応するユーザ名・パスワード・キーワードを入力して下さい。全て間違いなく入力されていれば、そのユーザ用のアカウントが解析サーバ上に作成されます。アカウントの有効期限は1週間です。
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解析サービスを受けたくない場合は、特に何もする必要はありません。(1)で送信された情報は暫くすると自動的に消去されます。
(5)解析サーバの利用
利用者登録が終ると、解析サーバへの telnet やファイル転送等のサービスが受けられるようになります。解析サーバ上には、個人用のディレクトリと、基本的な解析用のツールが用意されています。なお、アカウントの期限が過ぎると個人用のディレクトリも消去されますので、解析結果等で必要なファイルは適宜 FTP 等でローカルに保存するようにして下さい。各ツールのマニュアル類は、準備が整ったものから順にWWW上で公開されます。
・利用に際して
試験運用中(公開してから暫くの間)はソフトウェア等の改版を頻繁に行ないますので、検索・登録方法や画面のレイアウト、ディレクトリ構成等を予告なく変更することが少なくないと思われます。また、登録内容の消失(登録したユーザIDで login できない等)や個人用ディレクトリもしくは作業用ディレクトリの破損(作成したファイルの消失等)等の予期しない事態が生じるおそれもありますので、悪しからず御了承下さい。
利用中に不具合等を発見された方は、e-mail 等でお知らせ頂ければ幸いです。頂いた御指摘等をもとに不具合を修正し、正式版の公開を目指したいと考えておりますので、どうぞ宜しくお願い致します。
(三浦 昭)
I.大型計算機の4月・5月の保守作業予定
II.大型計算機4月・5月連休の運転予定
III.システム・プログラムの相談窓口について
システム・プログラムの相談窓口は、前年度も何回かお知らせしたとおり原則として SE 高橋氏(内線
2063)が受け、相談内容の切り分けにより各担当者が対応しますのでご協力お願いします。
IV.大型計算機利用の手引書について
大型計算機を利用するためのル−ル及び操作法についての手引き書がありますので希望される方は申込んでください。