PLAINニュース第179号
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科学衛星データ処理システム:新システム稼働開始

篠原 育
宇宙科学情報解析研究系/科学衛星運用・データ利用センター 科学データ利用促進グループ

 科学衛星運用支援・データ処理システムのリース契約の終了に伴い、本年3月の入札、4月〜8月の期間をかけた新システムへの移行作業を経て、9月より新システムが稼働を開始しました。今回より、科学衛星運用支援システム、科学衛星データ処理システムの2システムに分けた調達を行い、科学衛星運用支援システムは富士通、科学衛星データ処理システムは新日鉄ソリューションズが担当することになっています。

 科学衛星データ処理システムは、約 350TB の容量を持つ高性能なネットワークファイルサーバを中核とし、SIRIUS, EDISON, DANS, DARTS, 解析サーバといった各データベースを構成するサーバ群、相模原固有のネットワークサービスを提供する為のネットワーク機器から構成されます。

 システムの新機能・サービス内容の詳細については、今後、PLAIN ニュース上でも追々紹介させていただきます。新システム・サービスはユーザの皆様にとってできる限り使い勝手のよいものを目指しておりますので、ご要望・ご意見、等ございましたら随時 C-SODAまでお寄せ下さい。


平成20年度 スーパーコンピュータ共同利用追加公募のお知らせ

篠原 育
宇宙科学情報解析研究系/科学衛星運用・データ利用センター 科学データ利用促進グループ

 情報・計算工学センターでは全国大学共同利用研究の一貫として、宇宙科学研究本部が行っている飛翔体(科学衛星・ロケット・大気球)プロジェクト等と密接に関連する宇宙科学の研究課題について、本センターで運営する スーパーコンピュータ・システムを利用する共同研究の公募を行います。

 平成20年度後期(10月7日〜の利用可能)の追加公募を行います。

 詳細な応募要項・応募書類を https://www.jss.jaxa.jp/shinsei3.html 上で公開します。なお、応募〆切は、9月30日(火)(必着)です。

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宇宙情報システム講義第2部 これからの衛星データ処理システムはこうなる (第6回 衛星監視制御プロトコル)


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