37「はやぶさ2」:第2回目タッチダウン(68秒)

2019年7月11日、「はやぶさ2」はリュウグウへの2回目のタッチダウンを行いました。

同年4月に作った人工クレーターのすぐ近くにピンポイントで降りてゆき、サンプラーホーンが地面にタッチ、弾丸が発射されて、地面の岩石を砕きました。

小惑星の地下の物質をとることができたのではないかとみられています。タッチダウンの位置精度は60センチでした。

「はやぶさ2」はひとつの天体の2つの地点からサンプルをとるという、マルチサンプリングに世界で初めて成功することができました。

2回のタッチダウンの様子は小型モニタカメラが連続写真でとらえています。1回目以上にたくさんの岩石が舞い上がったようすが撮影されています。着陸した地点の名前は、「うちでのこづち」となりました。